経営の真髄コースとは

2020年代を「大発展」とするために必要なもの

バブルの清算に追われ、産業構造の転換を迫られた平成の経済。日本経済は、国際的地位も大きく低下しました。
また人口減少と高齢化で中小企業経営者の高齢化が進み、後継者不足が深刻になっています。

しかし、暗いニュースばかりではありません。

2020年東京オリンピック
2025年大阪万博
2027年リニア中央新幹線開通

これからの経済的、環境的条件を俯瞰する限り、2020年は日本にとってまさに「ゴールデンエイジ」の始まりです。

「経営の真髄」徹底実践コースとは、ゴールデンエイジの始まる2020年代を「大発展」とするための研修です。



2020年は、ゴールデンエイジの始まり

少子高齢化が加速して人口が減少する日本では、経済全体のパイも減少し、「オリンピックが始まるまでは景気は良く、終了後は不況へ」との見方をする人も多くいます。

建設業界の好況だけでなく、オリンピック開催は、より多くの外国人が日本を訪れるきっかけとなります。日本製品を大量に購入する「爆買い」、インバウンド需要からアウトバウンド需要が伸びていることも事実です。観光で日本を訪れた外国人が、日本式のサービス・商品を体験し、自国に戻ってその「日本式」を懐かしみ探し求める。じつはここに、海外展開を成功させる秘策が隠れています。

2025年に決まった大阪万博は、まさにそのゴールデンストリームを加速させるものとなるでしょう。

大阪は東京と比べると、規模は約半分ですが、大阪万博の開催期間は約半年です。(オリンピックは17日間)

また京都・奈良という世界的観光地を有する関西圏は、大阪万博により、岡山も含めて開発が進むでしょう。


何かとライバル視されがちな関東と関西。
しかし、意外と盲点なのは関西はコンパクトシティだということ。

●環状線
山手線 1周約60分 29駅
大阪環状線 1周約40分 19駅
●GDP(平成27年度)
東京都104兆3千億円
大阪府39兆1069億円
●人口
首都圏 約3400〜3700万人
関西圏 約1864万人


2027年リニア中央新幹線(東京・名古屋間)開通の建設ピークもこの時期。
五輪特需、大阪万博、リニア中央新幹線への期待でJR東海の株価は過去最高値を更新しています。

2025年の大廃業時代は、チャンス

近年、新聞紙上などで中小企業の後継者難による大廃業時代の到来が危惧されています。
後継者難、人手不足から会社をたたむケースが多く、廃業する会社のおよそ5割が経常黒字という異様な状況です。

2025年に6割以上の経営者が70歳を超えますが、経済産業省の分析では現状で中小127万社で後継者不在の状態にあるそうです。



しかし不安要素ばかりではありません。

事業承継をしなければいけない売り手が圧倒的に多く、 買い手が少ないということです。 この状況は圧倒的に買い手有利ということです。

人材不足についても、今年4月に改正された入管法も追い風になります。

しっかりした事前準備をしておけば、プレーヤーが減少していく中で逆にマーケットを増やすチャンスもあるのです。


2020年代を「大発展」とするために必要なものとは?

2020年代を「大発展」にするもの。
それが、「大きなビジョン」「情熱」「不動心」です。

1つは、「大きなビジョン」をしっかりと描く。
2020年代の10年間で思いっきり発展しようというビジョンです。
「発展思考」とは、「未来のあるべき姿」「理想像」からの視点で物事をとらえ、判断していくということ。
10倍ぐらいでなく、100倍のビジョンです。今の100倍、社会のお役に立つということです。

2つ目は、情熱です。
情熱、熱意で人は動きます。
地球の中心、マグマは6,000度です。太陽の表面温度と同じ程度です。
太陽のように熱くなり、周りを照らすことが、経営者、幹部の重要な仕事です。それは、ビジョン、使命を実現するためです。

3つ目は、不動心。
揺れない心。
経営をしていると一喜一憂することが多くあります。
苦難困難と見えしものも、使命を実現していくなかでの「決意と試し」です。
揺れないためには、「ビジョン」「的」をしっかり持っておくことです。

軸が揺れるとその揺れは、周りに行けば行くほど激しくなります。津波も遠くへ行けば行くほど、大きくなります。
自分はあまり揺れていないと思っていても、スタッフに不安は伝わります。「的」をしっかり定めて使命を果たしていきましょう。






「経営の真髄」研修で得られるもの

「使命」とは、まさに「命を使う」ことです。
命を使うとは、「自分の人生を何に使うか?」ということです。

「自分は何のために生まれてきたのか?」

企業経営では、多くの壁や問題に何度も直面します。
ときには、四面楚歌、孤立無援の状態に追い込まれ、心細く自らを見失いそうになることもあるでしょう。

そのような状況に陥っても、一生をかけて探求すべき「使命」をつかめていれば、力を振り絞り、決して諦めることなくチャレンジを続けることができるはずです。


経営計画は、会社の将来のビジョンを実現させる設計図だといえます。

日頃どれくらい真剣に会社の将来像を考える時間を持っていますか?
経営ビジョンを作るということは、会社のめざすところを経営者自らが決定することです。その過程で、経営者は「やらなければならない」という「使命感」を強くします。

綿密、明確な設計図としてのビジョンを固め、社員に打ち出していますか?

経営ビジョンができたら、PDCAの管理サイクルを回し、日々の行動に落とし込み、目標の実現を目指して行くのです。
トップの本気の「ビジョン」が提示されて初めて、全員のベクトルがそろい、的が定まり、組織が生まれ変わります。



経営者は、「発電所」です。
情熱温度は、1000度。トップの熱い「情熱」が人を動かします。

明治維新を成し遂げる大きな原動力となったのが、長州藩と薩摩藩を中心とした約4,000人の志士たちでした。

「志士」とは、『孟子』の中でも言われているように仁を備え、死を恐れない勇者のこと。吉田松陰は、国を憂え、現状を変革しようという気概を内に燃えたたせていた志のある人を「志士」と呼びました。

当時の日本の人口は、3,480 万人(1872/明治5年)という統計がありますから、4,000人の志士たちで約1万倍の3,480 万人の日本を動かしたことになります。

1人が情熱を持ち、命を懸ければ、1万人を動かすことができるのです。


迷いや不安の大部分は、心が揺れていることに起因します。

「氷山のごとく、海面下に確かな自分を創っていく」
「嵐の夜には重い重い鉄の錨(いかり)となる」

そうした「不動心」があってこそ、どんな波風が来ようとも、打ち勝っていけるのです。

不動心の基礎になるものは「使命・ビジョン」です。
経営判断で心がぐらぐらと揺れそうにならないためにも、「ビジョン」をしっかりと持ち「的」を定める。

経営においてどんな障害があっても、「使命感」を強くし日々邁進していこうとするとき、超えられない壁はなく、開かないドアはないのです。

カリキュラム

特徴

●経営の基礎から学習
目標設定、マネジメント、計数管理、PDCA、マーケティング、営業手法、部下の育成、評価、経営者としての姿勢、考え方、意識、志などを集中的に研修
●研修効果を高める多くのツール類
ワークシート活用、ディスカッション、映像などを多用したケーススタディ、具体的事例紹介
●研修後も進化させる仕組み
2日間徹底的に学び、深め担当部門の事業計画、ビジョン作成を行い、研修後の具体的実践につなげます。

DAY 1 :「経営の真髄13条65項目」研修

【第1条】的を定める
ビジョン、目標の明確化

【第2条】情熱、使命感
リーダーの情熱がチームを動かす

【第3条】強み集中
明確化&集中で成果を上げる

【第4条】現実直視
答えは目の前の現実、数字に現れる。現実から目をそらさず、反省し、改善するための具体策。

【第5条】お客様の立場に立つ
感動=事前期待<事後満足、を与えるノウハウ

【第6条】マーケティング・営業
「お客様の立場」に立った提案を見つける手法を学ぶ

【第7条】自己責任の徹底
雨が降ったのは自分の責任ではないが、雨の中でどうするかは自分の責任という自己責任を学ぶ

 

【第8条】自助努力の徹底
他人や環境をあてにせず、自助努力で切り拓く精神を身に付ける

【第9条】徹底力、習慣化
徹底のカギである習慣化ためのツールを実習

【第10条】人や組織を活かす
最も重要な経営資源である人を甘やかすことなく、教育し、育成するためのポイント

【第11条】先見性、大局観
目先のことにとらわれず、先行きを読み全体を俯瞰し、一手を打つ訓練

【第12条】イノベーション
成功体験にしがみつかず、自分を変え、組織を変える具体的ノウハウ

【第13条】心の勉強
心理学的アプローチも含め、多様な視点、高次な視点を学び、人間力を高め貢献する人となる




経営者・後継者・リーダーとして必要な知識、能力を養成

日本では、全事業者数の99.7%が中小企業と言われています。

2025年、70歳以上となる中小企業経営者は、245万人にのぼると予測され、その半数が後継者未定。数多くの中小企業が後継者難で廃業、もしくはトップが入れ替わる時代が近づいています。

「経営の真髄」を探求して30年。
弊社コンサルティング実践で、ビジョン、マーケティング、営業、人材育成、計数管理など、実証済みの経営の智慧を集大成した「経営の真髄13条65項目」を2日間の徹底実践セミナーとして開催します。

実際、毎年の参加者は、「経営の真髄13条65項目」を学び、「使命」「企業理念」「2020-2030年経営ビジョン」作成を通じて、本物の経営者へと自己変革される方が続出しています。

これらの経営ビジョンを経営者と後継者・リーダーが共有することが必要不可欠です。

また「経営の真髄」研修のなかで、経営者には、「私には使命がある。それを命を懸けてやり抜くのだ」という決意を持って頂きたいと思います。

これまで蓄積してきた「経営の智慧」を余すことなく、全ての人たちに提供し、限界突破していただきたいのです。