門野 哲次様 有限会社オピフィクス/社長
愛知:コンピューターソフト開発
愛知県名古屋から参りました門野です。
今回のアデイナス「経営の真髄」研修参加で、2年後、3年後、2025年の目標が明確になり、参加する前に作ってきた経営計画書をもう一度書き直そうと、いい意味でそう感じています。
「経営の真髄」研修は2回目の参加ですが、前回参加したときにつけた経営者としてのレーダーチャートと今回のレーダーチャートでは、明確な違いが出て、過去1年間の努力が数字で明確に表されていることがとても良いことだと思います。
会社経営に対するマインドが変わった
会社経営に対して、私のマインドもかなり変わってきて、創業時は「我欲」から始まったところもあったのですが、今では社会に対して少しでもお返しができる会社にと思っています。
使命、会社理念は、「情報化社会の一員として企業の元気を支援します」
わかりやすく言うと、自社のオリジナルをお客様に提供し、より良い仕事環境を作っていく。お客様にまず儲けていただき、私たちも儲かっていく。そんなWIN-WINの関係を目標としています。
エンジニアから経営者へ
今振り返ると、30代の時、人の温かみというのはわかっているつもりだったのですが、プロダクトに関しては、自分でプログラミングしていたので、「俺が王様だ!」というか、「お山の大将」状態だったと思います。
それがある時、先輩と話す機会があり、その方から「あなたは技術者になりたいのか?経営者になりたいのか?」とこんこんと問い詰められました。私も酔っていたのですが、「俺は経営者だ!」と言ってしまったので、技術は捨てようかなぁと思いまして、それ以後は自分ではだんだんソフト開発から離れていきました。
勿論、作るときもありますが、なるべく人にお願いしてマネジメントと人を使う方向にシフトしていきました。
人のためにすることは、尊いことだ
そんな時に、今の家内と知り合いまして、宗教的なことなども勉強し「人のためにすることは、尊いことだ」と思うようになりました。
そうであるならば、会社というツールを使って世のため人のために与えられるものがあるのではないかと考えるようになり、私自身も変わってきたのだと思います。
家内と一緒になった頃は、会社も本当に苦しくて、明日閉めようか明後日閉めようか、月末の支払いはできないといった状態が当たり前だったのですが、そんな時に思ったのが、「自分(社長)の車のために働いてくれる社員はいないのだ」(いい車に乗りたいというのは、我欲だったのだ)と言う事。
社員が明るい将来を描ける会社したい
社員の人生を会社に重ね合わせて、その社員が、自分の将来を明るく描けるような会社を作らないと絶対に頑張れないのだということに気がつきました。
自分でも会社員時代にそれを感じていたはずなのに、会社を辞め独立したという事は、その会社に夢がなかったからだったのに・・と。
その後も、それを痛感して33歳の時に一緒に独立した相棒とも別れたのに、それを全く教訓にできていなかったということ、それが我欲だったということに気がつきました。
経営計画書をブラッシュアップ
2025年の売上目標ですが、売上5億円。
この「経営の真髄」研修に参加する前に、会社の中長期目標として2025年あたりまでは書いていましたが、それよりは上方修正して、計画を練り直しました。
会社の強みは、オリジナル商品がつくれること。商品構成やスタッフ数、エリア戦略なども研修の中で具体的に詰めることができました。
私がこの業界でモデルとしている先輩の会社では、年商8億円位でしたので、そこまではいけるかなと確信しています。
皆様と共に良い世界を作っていきたいと思っています。ありがとうございました。