中小「後継者未定」127万社
中小企業の廃業が増えている。
日経新聞によると、2025年に6割以上の経営者が70歳を超えるが、経済産業省の分析では現状で中小127万社で後継者不在の状態にあるという。
廃業予定の約5割が経常黒字
2016年に休廃業・解散した企業数は2万9,583件と、倒産件数の3倍以上の企業が休廃業・解散を選択している。黒字のまま廃業した企業が約半数の5割を占め、利益率が10%以上の企業も13.6%あった。
雇用だけでなく、技術や地域で果たす役割など失われるものは大きい。
国も後継者不在の中小企業の事業引継ぎを支援。金融機関の動きも活発になっている。
一方の買収企業側のメリットは、新たな事業部門を最初から立ち上げる必要がなく、短期間で経営の多角化が可能となり、売上や利益増大という成長を実現できる。
弊社のコンサルティング先、同業他社からスタッフ・施設とも継承した岡山のブライダル関連の会社は、エリアの拡大、新規部門獲得となり、売上・スタッフ数とも2倍以上となった。人材不足の中で、即戦力のスタッフを確保できたことも大きい。
「経営の真髄」徹底実践コースでは、2020〜2030年の経営計画を作成する。
この研修でしっかりとした事業計画書を作成しておけば、プレーヤーが減少していく「大廃業時代」は、逆に事業拡大の最大のチャンスだ。
競合他社をM&Aで売上2倍以上!
ミューサ株式会社
山部専務(岡山/ブライダル関連)
2020年までに父から経営を引き継ぐ予定です。
価格競争をしていた同業他社を数年前に吸収合併しました。企業文化の違いにギクシャクしたこともありましたが、志や使命を真剣に話し合うことで、(元々同業なので)目指す目的は同じ事がわかり、一致団結していきました。
わが社にとっては新部門も、経験豊富な前社のスタッフに支えられ、昨年の繁忙月は売上245%に!
今年の「経営の真髄」セミナーでは大廃業時代のM&Aを見据え、2025年、2030年計画を上方修正しました。
先手必勝、常勝経営を目指します。